メリット

メリットとして、以下の項目が挙げられます。

• 物件の解体費用が発生せず、手間もかからない
• 住宅ローンの対象となる
• 固定資産税が抑えられる

空き家のままで売却すれば、解体費用が発生することもなく、工事に伴う様々な手続きを行わずに済みます。また、古家付きの土地であれば、住宅ローンの融資対象にもなり、資金繰りがしやすいことで買い手が付く可能性も高まるでしょう。

さらに、固定資産税の軽減措置（住宅用地）の対象ともなるため、条件に適合すれば税額が最大で6分の1まで減額されます。

デメリット

デメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

• 相場よりも売却価格が低くなりやすい
• 買主が見つかりづらいケースもある

古家付きの土地を購入した買主が、後から解体工事を進める場合は、解体費用などを差し引かれた売却価格となります。そのため、売却価格が相場よりも低くなるケースも多いでしょう。

また、空き家付きの場合は、更地よりも土地の活用方法が限られてくるため、買主が見つかりづらいケースもあります。

メリット

メリットとしては、以下の項目が挙げられます。

• 土地の状態をアピールしやすい
• 高い価格で売却しやすい
• 流通性が高まる

空き家を解体した更地の状態で売るため、土壌や地盤、さらに建築廃材や基礎・杭などの地中埋設物に関する調査がしやすく、アピールポイントへと繋がります。古家付きの土地として長い年月が経過していれば、地盤が硬質に変化し、地盤改良の費用が発生しない可能性も高まるでしょう。買主側のメリットにもなり、古家付きの土地で売却する場合よりも、高い価格での売却が期待できます。

また、更地にすることで土地の具体的な活用方法を買主側がイメージしやすく、流通性が高まるといったメリットもあります。

デメリット

デメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

• 解体費用が発生する
• 固定資産税が高くなる

更地にする場合、空き家を解体する必要があるため、工事の費用が発生します。解体工事の費用は、建物の構造ごとに異なりますが、一般的な相場は以下のとおりです。

• RC（鉄筋コンクリート）造：5～6万円／坪
• S（鉄骨）造：4～5万円／坪
• 木造：3万円／坪

また、構造とは別に周辺環境といった要素によっても、解体工事にかかる費用が変わってくる点は覚えておきましょう。

さらに、更地の場合は「非住宅用地」の固定資産税として扱われます。例えば、古家付の土地の場合と比べて固定資産税額が2～3倍高くなるのです。そのため、売却にかかる期間が長引けば、その間は高くなった固定資産税を支払わなければなりません。

空き家売却に関しては、専門の業者に適切なアドバイスをもらいながら売却方法を検討する必要があります。グリーンマネジメント株式会社では、これまで培ったノウハウを活かしながら、お客様の不動産取引をサポートします。現在、空き家売却で悩んでいるという方は、ぜひグリーンマネジメント株式会社までご連絡ください。