放火・倒壊・損害

空き家を放置することで、放火犯に狙われやすいという統計結果があるようです。人の気配がなく、劣化が進んだ古い建物でかつ燃えやすい構造である場合などは注意が必要でしょう。また、放置し続けることによって生じた劣化によって、倒壊や損害といった危険も生じます。

老朽化によって空き家だけが壊れた場合は、管理している人や家族が責任を持って片付ければ問題ない場合もあります。しかし、損害が他に生じた場合は補償を迫られる可能性があるので注意しましょう。

例えば、近隣に多大な迷惑をかけた場合などは注意が必要です。メンテナンス不足で損害などのトラブルが生じた場合は、損害賠償を請求される可能性もあります。特に、損害を被ったのが公共の場である場合は、損害賠償を請求されるケースが少なくありません。日頃から管理をすることで、そういったリスクを回避できるでしょう。

資産価値が減る

年々、建物は劣化していきます。また、人が住まなくなることで、劣化のスピードは上がっていくといわれています。管理を怠った不動産は、資産価値がより減少傾向にあり、年々売却時の金額も落ちていくのです。

土地を持っているだけで資産があるという認識の場合は、認識を改めなければならない可能性があるので注意しましょう。特に、木造建築などの古い資産は資産価値が減少傾向にあり、場合によっては全く価格がつかない可能性もあります。資産価値を保ちたい場合は、日頃からしっかりと手入れをすることが大切です。

メリット

管理業者に委託することで、定期的に空き家に人が訪れるようになります。防犯の観点から見ても、その効果はてきめんといえるでしょう。さらに、長期間にわたって空き家の掃除や点検を委託することができるので、日々の生活に余裕が生まれるなどのメリットもあります。

防犯効果や委託することで得られる心の安寧を保ちたい場合は、中長期的な委託を検討するのがおすすめです。

デメリット

委託をすることで、管理に必要なお金が多くかかります。管理会社の形態にもよりますが、月額制やサービス内容によっては多額の費用を毎月支払わなければならないため、金銭的に余裕がない場合などは注意が必要です。

デメリットがあるとはいえ、管理業者は定期的な点検や清掃など、希望内容に合わせて様々なことを代行してくれるため、依頼を検討する意味はあります。岡山で空き家管理を検討している場合は、ぜひ一度グリーンマネジメント株式会社までご相談ください。