メリット

まずは、業者買取におけるメリットをチェックしましょう。

• 早い期間で売却できる
• 仲介手数料がかからない
• 物件のリフォームや修繕の必要がない
• 近隣の人に知られずに売却ができる
• 契約不適合責任を免責できる

業者買取を行う場合、一般市場へ流通させるわけではないため、スピード感のある売却が期待できます。早ければ数日から1週間程度での売却が可能です。長い場合でも1ヵ月程度で売却して、現金を手に入れられるでしょう。

また、仲介手数料がかからないことに加え、物件のリフォームや修繕も必要ありません。その理由は、買取業者は基本的にリフォームを実施して、それから物件の再販を行うケースが多いためです。

さらに、契約不適合責任と呼ばれる売主に対する責任が免除される点も、大きなメリットといえます。

デメリット

一方、業者買取のデメリットとして、買取価格が安くなりやすい点が挙げられます。その理由は、多くの業者は物件を買取後、リフォームをして再販することが関係します。
業者買取の価格では、リフォームや修繕にかかる費用や各種手数料が引かれます。つまり、物件のリフォームや修繕をせずに買取してもらえるというメリットが、別の側面から見るとデメリットにもなってしまうのです。業者買取を選んだ場合の価格相場は、仲介売却時の5割から8割程度を想定しておきましょう。

自身が保有する物件のアピールポイントを見極めた上で、相続不動産である空き家売却の方法を選ぶとよいでしょう。

【岡山】相続不動産である空き家を処分する方法とは？売却＆有効な活用法・制度などを解説 【岡山】相続不動産・空き家が売れにくい理由・リフォームして売却するメリット

メリット

仲介売却するメリットを見てみましょう。

• 相場に近い価格で売却できる
• 納得のいく価格で売却しやすい
• 業者買取よりも高い金額で売却できる

仲介売却を選んだ場合の大きなメリットは、市場相場に近い価格で空き家を売却できる点です。その理由は、売主が希望する販売価格を広告などに表示して、買主を探すためです。

例えば、はじめは少し高めに売り出して、買主が現れなければ徐々に売り出し価格を下げていくというような、時間をかけた売り方も可能です。自身が納得できる価格で売却できるため、想定の金額よりも大幅に下回るという心配はないでしょう。

また、基本的に業者買取よりも高い価格で売却できるのも、仲介売却のメリットです。

デメリット

一方、仲介売却のデメリットとしては、以下の項目が挙げられます。

• 売れるタイミングがわからない
• 近隣の人に売却していることがわかる
• 仲介手数料がかかる

仲介売却のデメリットのひとつは、買主がいつ現れるかわからないため、売却できるタイミングを予測できないことです。そのため、売却が成立して現金を手に入れるまでに、早くても2～3ヵ月はかかると想定しておいた方がよいでしょう。場合によっては、1年以上かかるケースも珍しくありません。

また、物件の売却を近隣の人に知られることは覚悟しておく必要があります。仲介売却では、基本的に仲介手数料が発生することも覚えておきましょう。

慣れない空き家の売却・活用は、信頼のおけるプロフェッショナルに相談しながら行いたいものです。グリーンマネジメント株式会社は、不動産の売却や管理・相続不動産の管理に関するアドバイスを行っています。岡山で空き家に関してお困りの方は、ぜひ当社までご連絡ください。

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